アルバム曲がスルメ曲でとても良かった話。

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※これはいちキスマイファンの趣味や嗜好に偏ったブログになります。筆者の曲の好みに偏りが顕著に表れておりますが、
曲に対して否定や侮辱する意図は一切ございません。個人の感想だと思って頂ければ幸いです。

 

 

 

 

さあさあさあさあ!!書くよ!!

仕事溜まってるけど脱線してブログ書くよ!(コラ)

 

今回の皆さんアルバムどうです?

 

FREEHUGS!が好きすぎて、視聴では何にも刺さらなかったんですが(時期的にキスマイ好きかモンモンとしてた時期だったので:前回ブログ参照)

アルバム携帯に入れて毎日聞くようになってから、

うわぁ今の高音良い!うわぁ!転調最高!え?メロディーこんな感じだったの…?(褒めてる)となる曲ばかりで、

 

今年は個人的にスルメ曲多いなぁ思いました。

 ってか視聴だけではやっぱり良さをわかろうと思うのはダメだなと改めて思った。

全部聞いたら感動するってあるんだな…。

 

 

とりあえず咀嚼できた曲をプレゼン(?)しつつ感想ぶちまけるぜ!

 

 

2.To Yours

来ました。今年のアルバムのリード曲。

視聴が公開されたときに今年のリード曲刺さらないなとTLにあふれた一曲

私の視聴時の印象がもうない。すでにない…。残しておけばよかったとすこぶる後悔している。来年からするわ!(やるとは言ってない)

コンセプトの”おもちゃ”に合った曲だなぁと思います。

おもちゃって人を笑顔にさせるために作られている道具じゃないですか、

全く不安になるような音作りがされてない。

でも私が不安にならないように一緒にいてあげるよ。って言ってくれているような

ずっとそばにいてくれる幼少期の頃大切にしていた物みたいな感覚が曲にあるというか。

めっちゃどうでもいい話しますけど、私クマのぬいぐるみが好きすぎて、20歳ぐらいまでベットに大体3体ぐらいのぬいぐるみと寝ていました。(飾ってるだけ)

(幼少期はクマのぬいぐるみと一緒に出掛ける子どもだった)

この曲を聞いたときに、引っ越しと同時にお別れしてしまったクマを思い出して少ししんみりしました。私と15年過ごしてくれてありがとう。

 不安になった時に一緒にいてくれる存在を表したキスマイの曲って感じでよかった。

 

 

 

3.りあらぶ

これも明るいキスマイを感じる曲だなと思った。

キスしちゃうぞとかS.O.SとかSing for youとか青春Don't stopとかメガ☆ラブとか、この辺りを彷彿させる曲かな。

キスマイが疾走感を付けた恋愛ソング歌うの好きなので、良いなと思った。

ただCM見たときは良いな!とか全く思わなくて、あ、また新曲出るんだ~ぐらいの気持ちだったんよ…。 

CM曲でいいなと思ったのがMU-CHU-DE恋してる以外ないんだよね…。

フルで聞くとうわぁスキィってなるのに、なんなんだろう。

誰かこの症状に名前を付けて欲しい。

 

 

4.HANDS UP

音が好き!ただ最後のふわっと終わる感じずっと気になってる!

  

 

5.Cannonball 

まず初めに一言:通勤時の眠たい時に聞くべき曲じゃない

音がうるせえ!って朝の通勤時ずっと飛ばしてた。ごめん

最近帰りの通勤時に聴くようにしたら沼トポン(音小さめに沼につかる図)だった。

これFollowとPSYCHOとDistanceとかを足して割った感じだなと思った。

個人的に特効使いながら踊ってる姿見たいなぁと・・・。

ボワボワ上がる炎と、レザーの二刀流して欲しい(強欲)

攻撃的なのかなと思ったら明るくなったりするからすごく曲に振り回される。

体力あるときに聴くべきソング。

まじ今からやんぞ!って攻撃的な気持ちで聞くと音が気持ちよくなる。

おすすめ。

 

 

6.Letting Go

これ視聴では聞き流しちゃったんだよなぁ。

キスマイちゃんの曲としては珍しい?曲調だなぁと思ったぐらい。

でもこれ7人の声を咀嚼するのにすごいいい曲

1人1人の歌割りがはっきりしているし、キスマイの声の素材を楽しめるって

感じでめっちゃ好き。

この曲の北千やっぱり似てるなと思った。 

ニカのエッジの効いた掛け合いもいいなと思ったし、藤ヶ谷くんの綺麗な伸びのある歌声も良かった。 

玉森くんのLovesongの続きって感じの声の始まりの音が心地よくてとても良かった。

 ずっと好きだった彼女と別れたあと、愛情と感謝を彼女に向けたまま下向かずに前向きに生きて行こうとする歌詞もいいなと思った。

今私もそんな状況だからかなー。

9年ほど付き合ってた彼と先月お別れしまして

特に嫌いになったわけでもないけど、話し合ってお互いに納得して別れましたが、考えないにしよう!とか忘れようとすればするほどよみがえるので、 一緒に過ごしてくれた彼への感謝の気持ちを否定しないようにしながら、ゆっくり時と共に消化しようと思います。

 

 

7.Positive Man

来た~~~~~~~~~~~大本命ポジティブマン~~~~~~!!!!(拍手)

この曲が今年のアルバムで一番好き。

何が好きって普通に音が好き。

私さわやかレゲェとか邦楽ヒップホップ好きなんだろうな。

曲調や音が好きだと思うというのは大前提にあるんだけど、

何よりもこの曲のいいのは

”いつも通りこの場所にメンバー くだらない話ではしゃいで 寄せては返す日常で 落ちてる些細な幸せ”

 という歌詞から始まる宮田くん、ナチュラルに歌詞に泣くし、声が優しすぎるし、

これを歌うのがキスマイの平和の象徴である宮田くんが歌うんですよ。

いやもうこんなん良曲というしかないやん・・・。

 

 

キスマイが励ましてくれるソングが大好物の私にとって、”生きてるだけで人生はパラダイス”と歌ってもらえると肩の力抜ける。

 

贔屓目の話すると、リアル思考ポジティブマンの北山くんから

「俺の辞書にはネガティブない これ聴いた人からポジティブMind」と言われたら、私の好きな人だぁあっていう感覚が強く出た。

総じてキスマイ好きでよかった!!

 

 

8.MAHARAJA

来た~~~~!!!!ラジオで初公開されたときにAメロ聴いたとき

出、出た~~~~~~~~トンチキソング~~~~~~!!!!!(拍手)と

思って聞いたんだけど、

横尾さん始まりの曲!?すごい!!!って感動したあと

 北千の合わせ方にめっちゃ似てるなと思ったのと、北山くん野太くしすぎててめっちゃ笑った。

楽曲初見で聞いて声出して笑ったの初めてだった。

MAHARAJAサビでタオルブンブン振り回す北山くん見たい。

 

ラスサビ前の宮田君のソロパート天才過ぎん?

むにゃむにゃぴろ~!?が可愛すぎるし、あぁこれはぶりっ子しながら歌って欲しいし、まさかの夢なの~~~!?って後ろに伸びていく高音が勝訴。

ここに宮田くんパートは普通に天才だと思った。

多分3年ぐらい前だったら藤ヶ谷くんのパートだったと思う。

歌割りが均等化されていることにすごく成長を感じて親心みたいなものが芽生えて目頭熱くなる。

 

お金なんてただの紙だ!って思いながらグッズ買ったり、写真かったり、商品買ったりするのいいかもなんて思った。

怖いものなんて何もないさ!俺マハラジャ

 

 

9.Be Alright

この曲も好き~~~~~~特にサビが好き~~~~~~~

音が元気くれる感じがとても好き。

ドラムできる人なら楽しいだろうなぁあと思う。

君らしくでいいんだよ、そのままでいいんだよって歌ってくれるキスマイ良い。

変わることを強要してくる人より受け止めてくれる人と一緒になる方が幸せになんだろうなぁ~~~~~~~~(意味深)

恋愛するときはどんなにイライラしても最終的に許せるひとと長い関係性を作って行こうな!基本的に相手は変わんないからね!自分の考えを変えて相手を受け入れるか、お別れするかの究極の選択になるからね!

 

話逸れたけど、人生疲れることもあるんだからさ。

走り続けることに疲れたなら、たまにゃ自分自身褒めてあげよう

良い歌詞だなぁ。。。みんな自分褒めて自分育てていこうねぇ~~!!!!

 

 

10.My Place

この曲はスルメ曲だなと思った。

ライブ演出でものすごく映えそうだなと思うし、

しっとり歌い上げるキスマイもいいなぁと思った。

今咀嚼して巧さを得ようとしている所なので、私は他の方のプレゼンが見たいです!!!!!

 

 

11.Edge of days

ザ・キスマイ!って曲!!

大体アルバムの中に入ってるシングル曲って飛ばしちゃうんだけど、飛ばさずに聞く。

自担主演ソングとか外しても、本当にキスマイの曲でよかったなぁと思う。

 

 

 12.Make you mine

初見はすごく嵐っぽい曲だなと思った。

特にMonsterのイメージに近い感じがした。

でもこれyoutube見てガラッと印象変わってキスマイの曲だ…って思ったので、結構ふり幅があった。

これ書いてるのがもうすでに歌番組等で公開し終わったあとなので、最初の印象とは違うことになりますが、

踊って歌ってるキスマイみたら”ザ キスマイ”曲になったというか、

痺れた

あんなかっこいいキスマイ見せられたら、よそ見なんてできないし、あなたたちしか見れないですね。

見たいと求めていたキスマイを見せてくるキスマイ…。ファン想い…。

 

  

13.Sometime…

この曲もスルメ曲だったー!

Aメロで初めて来たずっと気になってたおしゃれな喫茶店にちょっと期待感を膨らませて入店

Bメロで窓際の席について、コーヒーを注文して、

コーヒー飲みながらサビの音に揺られるっていう印象。

音が優しくて、メンタル疲れてる時に本当に沁みる。

YU-Gさんって宮玉曲(星に願いを・運命)も作詞されているみたいで、

星に願いをとSometime…に関しては作曲もされているみたいで、

曲の世界観綺麗で好きだなと思った。

 じゃあな、そんじゃ また会おう

 

 

14.memento

これは他者のプレゼンを聞きたいと思っている。

私の言葉がなくてごめん!好んで聞かない曲調だった。

貶するつもりはないんだ。ただ好みの問題なんだと思う。

Cメロ~サビは好き。

 

 

 

15.COUNT 7EVEN

一昔前のボカロを彷彿する感じがあったんだけど、これわかってもらえるんかな(?)

歌ってみたのコラボ曲になる感じの…そんな感じの印象。

何度か連続で聞いてるとすごく耳に残る。

今までのキスマイの曲であんまりない感じがする。

また違う一面のキスマイ見た感じでよかったな。

 

 

 

16.Smilest

この曲が一番私の中で伸びた曲だった!

最初CMで聞いたときはあ、また新曲出るんだ。(二回目)って感じだったのに、視聴でややイイじゃん(断然FREEHUGS!の方が好きだけど)ぐらいの気持ち。だったのに

一曲まるまる聞いたときにめっちゃびっくりした。

これ本当にCMサビだけなのもったいないな。

サビへの盛り上がっていく感じがサビを引き立てて良い~~~~~~~~

贔屓目の話しますと、

笑顔とか涙声とか笑い皺困った皺の

えがおなみだごえとからいじわこまったしわ

の大文字の部分の北山くんの声に北山宏光みを感じてああああああ(言語不足)って感じで足から崩れ落ちそうになるので誰か私を止めて下さい。

 

 

17.種

まだあまり聞いていないので、これから聞き込もうと思ってます。

合唱曲って感じがとてもするよね。私は7人が7人だけで歌っている姿を見たいので、

ファンが歌う箇所は本当に少なくていいと思ってます!もしコーラス隊つけるならちびっ子Jr.でお願いしますね!キスマイパイセン!!

 

 まとめ

今年のアルバムの歌割り、めちゃくちゃ感動したんですがいかかがですか。

1番をフロント2番舞祭組で分かれていたものが、横尾さんや宮田くん歌い出しの曲が出来たりと、大革命アルバムじゃないですか?

前回のアルバムは何曲かという具合でしたが、今年は全面的に!

 

私は今の歌割りの方が好きです。自担の声が少なくなると悲しくなる気持ちよりも、

7人の声とパフォーマンが見たかったのでとても嬉しかった。

特に個々の声を聴いた後は7人の声が合わさるユニゾンがより引き立つというか、

こんなキスマイが見たいと思ってずっとファンやってた。

何より4人が報われて良かった。

できればこの幸せがずっと続いてくれ。

 

全体的に励ましソングが多い印象。

何か荒む心が穏やかになってとても良かった。

FREEHUGSが1番と思ってるのは変わらないけど、私は今年のアルバムもまた好きだなと思った。

 

長々とお付き合いありがとうございました。

全員好きじゃないといけないという呪縛

前置き:これは個人の感想・思考・意見であるということ。また他者の考えを否定するものでも、他者に強要するものでもない。

   

 

はてブロに、オタクやキスマイについて語るというのが流行っているみたいなので、PC立ち上げて書いています。

 

 

 

最近ヲタクをしてて荒れなくなったので私もその心境についてブログ書こうと思います。

 

荒れる原因に対して自分のツイートで意見をいうタイプのオタクなのですが、最近問題を見てもあまり感情が湧かないというか、一歩引いた目線で見ることが多くなりました。

 

荒れるコンテンツはいわゆるキスマイ間のいじり行動、疎外感を感じるような行動言動、第三者が見ているということに重点を置いていない発言等がよく原因となっているような気がします。

 

正直キスマイで荒れないのは宮田くんだけだと思っています。(超個人的意見)

そのぐらい毎年ポツポツと誰かの発言・言動で荒れているような気がします。

 

 

タイトルに戻しますが、

 

オタクって何かメンバー全員を好きでいないといけないっていう風潮がどこかありますよね。

私も全員を好きだからこそファンを続けられるという思いが最初あったんですよね。

でも考えてみると、アイドルだからと言って彼らも一人の人間であり、男性であり、好みの異性像だったり、理想像だったりするわけじゃないですか。

7人もいて、全員心からタイプでどんな人間性や考えでも受け入れる!信じれる!大好き!と言える人は少ないと思います。

 

人それぞれ性格が違うのは当たり前なんですが、特にキスマイは7人全員性格が違うというか、好みのタイプ分けでよく見る典型的な方が多い気がします。

 

似ているタイプで形成されたグループでないからこそ、好みも分かれる。

7人全員好きでいるということは結構難しい。

全員好きだということはファンを続けやすいと思います。

 

だだ必ずしも全員を好きでなければいけないという重りを外してみると

肩の荷が下りたような、少し楽な気持ちになりました。

 

私は北山担ですが、北山くんの””全て””が好きと言えるファンではありません。

そう言えるファンになりたいと思った時期もありましたが、どうも気になってしまうところがある。

でも、その欠点だと思う所を、好きだと思う気持ちの方が上回って今もファンを続けています。

 

”メンバー全員を好きじゃないといけない”という呪縛下ろしてみたら、

「キスマイ」の気になる所や好きな所を一歩引いた目で見れるようになり、

私はキスマイが7人じゃないと嫌だなという思いが再確認できました。

  

 

キスマイは個人担も多いけど、

 個人担になりそうな自分と戦っている人も多いよね。

 

オタクって周りの雰囲気に合わせてオタクするもんじゃないと最近思った。

そう思うことで自分の好きな所に目を向けれるようになった。

彼らの嫌いな所に目くじら立てたくない!と思えば思うほどドツボにはまる感じがして、

一時期私はキスマイ好きじゃないのかなとか不安になる時期があったんだけど、

それでも7人がパフォーマンスしている映像を見るのは好きだし、やっぱりテンションが上がった。

 

 

キスマイ7人は好きだ!

 

ただキスマイ7人全員の人間性が好きかといわれると違う。

 

私は彼らのパフォーマンスが好きなだけで、決して彼らの個人の人間性ではないんだなと思った。

 

私たちファンは彼らの性格を変えることはできない。

〇〇くんかわいそうという意見も見られるが、本人がどう受け止めているかは他人の考えであるからわかんないし、こちらも見せてもらえる所しかないから分からない。

何より叩きをしたって30年ほど生きている彼らの考えが一瞬でコロっと変わることなんてない。

なら他者を変えるより自分の考え方を変える方が良い。

 

 

私はキスマイ一人一人の人間性に嫌いな所もあるが、それを超えるパフォーマンス力が好きなのでこれからもキスマイという7人を推してオタクをしていくと思う。

 

私がキスマイに求めるのはパフォーマンスだということがわかってから、自分の見たいものを見ていくスタイルに変えることができた。

また特に誰か個人が嫌いという訳ではなく(これは元々だけど)、あの行動があんまり好きじゃないなとか、またそんなこと言うから荒れるんだよなぁ~的な俯瞰的な目で見れるようになった。

 

全員好きじゃないといけないっていう呪縛のような考えをやめてみたら、

自分の見たい所のキスマイ像がしっかり見えて、私は楽にオタクができるようになったよって話。

THE NETHERを見て感じたこと

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THE NETHER

 

 

 

先日北山宏光さん主演のTHE NETHER(以下:ネザー)を観劇してきました。

感じたことをいち観劇者、オタクの目線からブログを書いていきます。

ネタバレ含みます。

考察はTwitterでやってるのでよかったらこちらから

 

 

舞台のあらすじ、

 本作は、人が<ネザー/NETHER>と呼ばれるインターネット上の仮想空間で膨大な時間を過ごし、中には現実を捨てて仮想空間だけに生きる場を求める人も出てきてしまう……という、近未来の世界を舞台に「人の欲望の暴走」と「倫理の危うさ」という普遍的な問題を、たった5人の登場人物で鮮やかに描いた作品です。

(引用:https://www.thenether2019.jp/intro)

 

 

ネザーという仮想空間の中で

ハイダウェイというエリアの中で子供との性行為が行われているという疑惑に、捜査官であるモリス(北山くん)がシムズ(平田さん)がパパであると考え、尋問していくという話から場は展開していく。

モリスの派遣した調査官であるウッドナットが潜入調査を行うと、

アイリスという可愛い11歳の少女と出会う。

その中でウッドナットはアイリスと体の関係を持っていく…。

小児性愛を提供しているパパと呼ばれる管理者について、ハイダウェイの顧客であったドイル(梅雀さん)に対してもモリスは尋問していくが…

 

始まりとしてはこのような話なんだけど、

まぁ一言でこの舞台を言うとするならば重い

 

話のネタバレを速攻書くけど、

 

現実世界   ハイダウェイ

シムズ  = パパ

モリス  = ウッドナット

ドイル  = アイリス

 

アバターだったり、也(ナリ)だったり、SNS上で全く違う自分を作ったことがある人だったらこの話は初見でもわかりやすいのかなと思った。

違う自分であれば受け入れてもらえる、非現実感が広がるわけだから、現実空間への欲求不満がその間はなくなる。そうしてのめり込んでいく。

その先にあるのは本当に破綻だと思う。そういう現代社会の影みたいなものが描かれていたのも凄く惹かれた演出だった。

 

私はハンゲームというサイトにてアバターで盛髪ギャルみたいなアバターを使用して、別人とまではいきませんがめっちゃ美少女していました。(一番最初の黒歴史)

何より母が依存症レベルにドはまりしてしまい(ちなみに課金勢)、それを目の当たりしており、なじみがない訳ではなかったので、内容はすんなり入りやすかったです。

 

話は変わりますが、

10月16日に初めて初ネザーを観劇しに行きました。

その後18日.19日は当日券が取れ、20日は友人と4度目のネザー観劇を…

当日券ひたすら無心で同じ作業を繰り返していたら繋がるものなんですね…。

当たる秘策はわかんないですけど、必ずアナウンスが流れるまでは聴くこと!

繋がるとき少し間があるので、2.3秒経ってもprrrrって鳴らないからといって切っちゃダメですよ~!

 

4回観劇し、色々と思考する中で疑問点などもたくさん出てきて、フォロワーさん内外でたくさんの人の意見に触れることができるTwitterにものすごく感謝しています。やっぱTwitterはすげえよ!

 

変化を嫌うシムズが完璧な理想の世界として作ったのがハイダウェイだったけど、

全てを壊したいのは知りたいという人間の欲。

アイリスはパパから愛されているか知りたい。

モリスはアイリスが好きだからもっと知りたい。

 

人を知りたいという欲はとめどなく溢れ、それが良い意味で発展していくと、恋人になり結婚して家族になっていき、友人関係が濃くなり、人間関係を豊かにする。

 

しかしその一方で、知られたくない部分を教えなきゃいけないことが出てきたり、

秘密を聞くことで傷つき傷つけたりする。

ストーカーも知りたいという欲が強まって起こる行為。

 

欲は底知れない。

モリスにとっては、アイリスは初恋の人であった。

特に初恋って相手のことを知りたいとかそういう欲が強まる気がする。

永遠にそこに居たい(アイリスがいる空間)

アイリスと一緒に暮らしたいと思っていました。

もしそうしたら私はどうなっていたでしょうか?

って自分が嫌っていた廃人になった父と自分が同じ末路を迎えるかもしれないという考えがモリスをハイダウェイから現実世界へ帰らす唯一の自制心となり、そしてその行動が初恋の人の命を奪うことになる。

 

また自分の思う正義や幸せは、他人にとっての正義なのか、幸せなのかを考えないといけないなと思った。

Twitterは他者との交流する場面が多い。

私はキスマイを見ることで幸せになるが、他の人もそうとは限らない。

また他者が好きなものが、私の好きなものであるわけでも、自分の意見が他人の意見であるかも人それぞれである。

 

その際に、自分と意見が合わないからといって自分の意見・正義・価値観を押し付けたり、他者を攻撃するのではなく、自分自身とは違う考え方として、相手の考え方は別にあると隔てなければならないと思う。

 

同じ価値観の人とも出会える場所でもあるが、全ての人が同じ価値観で生きているわけではない。

SNSは特に顔を見て使うツールではないので、言葉で安易に人の傷つけることができる。

 

注意して使っていくべきツールであるなと改めて思った舞台だった。

 

 

北山くん声の発声があんちゃんに比べてめちゃくちゃ良かったけど、ボイトレ行ってる…?だとしたらとても嬉しい。ぜひ続けて欲しい。

年々、作品を重ねていくごとに上手くなっていく演技力。

北山くんの力は底知れないなと感動したので、いつまでファンやめられないだろうなと悟った。

 

どうか大千秋楽まで怪我や事故なく、ネザーのチームで走り抜けて欲しい。

 

 

 

北山くんの近しい関係になるならアンケート

"北山くんの近しい関係になれるなら"のアンケートに588人もの方がご協力くださいました。ありがとうございます!!


今回のアンケはそんな世界もありえるかも…?を連想できるぐらいの選択肢にしてみました。

いやほんとただただ皆なら何になりたいんだろうなぁ~っていう本当にそれ以上でもそれ以下でもないしょうもないことがこんなに反響頂くとは思わなかったので、正直に嬉しいです~!ありがとうございました!

 

さて結果です!!!

 

 

飲み友達が第一位!!!めっちゃリアル~~~~~~わかる~~~~~~~~

飲み友達ぐらいの関係性が一番いいのかもしれない。

お互いにフリーで飲むときもあれば、お互いお付き合いしてる人がいるときもあるみたいな…

お互いに意識してる世界、気持ちがすれ違う世界とか、友人の一人として北山くんが笑ってる姿をみたいとか、色んな妄想を起こしやすいのは飲み友達だと思う。

 

私の友人たちが、私の好きな妄想をマシュマロで送ってくれたので張り付けておきます

 

 

 

 

 

 

 

 第二位! 彼女!!!!!!!

うん、これは絶対に1位か2位に入ってるだろうなと思った!

初めて家に行くって決まった日に、仕事で遅くなるって連絡来て、電話口で「先に俺んち入ってていいから」って言われて、前いつ来てもいいからって教えてもらったオートロックの番号でマンションに入って、カードキーで入室するっていう妄想だけ考えて、ああ!無理!沸騰する!って逃げました。

私は前世フンコロガシだったので、あと10回以上は転生しないと北山くんの彼女になれる自信がわかないので、これで控えます!すみません!!!!

彼女としての妄想ツイが一見もなかったので貼るものないので、これ以上ないです!(雑)

 

 第三位! 常連の居酒屋の店員

私自身も迷ってた選択肢です~~~。常連ってのが肝なんですよね!!!!

一見のみで来なくなるわけじゃなくて、居心地いいからとかそういう理由で、一か月に2回ぐらいは必ず来るお店。店長とは仲良し。

 

 

この世界幸せすぎません?

あんまり絡んだことなかったら、本人が絡んできてもドキドキして苦笑するし、助け船出されてもドキドキして苦笑いになる~~~~~~。(好き)

いやまあ私たぶん仲良かったら言い返しちゃうんで、実際あるとしたら、

「店長いちいち私に振ってこないでくださいよww知らないですww」とか言い返した時に、「てんちょーwほらまた〇〇ちゃんに絡みに行くから嫌われんっすよw」とか」ほんとすぐ絡んできますからね~この人!」とか適当なこと言って店長悪者にして、北山くんを味方につけるタイプ(ついてくれるかはわかんないけど。)

でも北山くんのこういうの好きになるタイプと違うんだろうなぁとか、妄想後の賢者タイムにいつもあああああって発作的に頭抱えてます。

北山くんに好かれる人生歩みたかった()

 

第四位 親友の奥さん

はいはいはいきました!!!!!わたしの選択肢!!!!!!

そして一番数少なかったですね!!!!!!!!

あぁ~!でも11%の人が同じ回答~~!!なんか同志見つけたような気がして嬉しいw

私が親友の奥さんのポジになりたい理由↓

 

 

どんなに好きでも、絶対に行けない道でいい。

推しと旦那とこどもが楽しそうに遊んでる姿見れるなんて、

そんな幸せな空間ないじゃないですか。そんな空間があるのであれば、

わざわざ自分から潰しにいったりは絶対にしないな~(ガチで考えてるタイプ)

この話をしたときに、北山くんの事を’’アイドルとしてちゃんと見てるんだな’’って言われて、なるほどなって納得した。

アイドルとして見てるわ、見てるからこそ一歩引いた近い場所で見たい。(ダメ)

 

 

 

 

一番は彼女かな~~~~?と思ってたけど、一番リアル~な飲み友達に多くの票が入ったのも、彼女だと別れて切られたくないっていう理由もあったりするんだろうし…皆可愛いなああ!!!

北山くんの人柄的にも、飲み友達としていたらいいなぁと思うことが要因の一つになるのかも(?)

 

今回のアンケ結構話が膨らんで面白かったな~~~~~

もう一つ考えてるものがあるので、明日良かったら参加してください(笑)

本当にありがとうございました♡

 

 

 

 

 

番外編

 

 

 

 

 

みんな大好きだー!!!!!!!

 

今年のツアーは明らかに違うぞ!

セットリストにかかわるネタバレをほんの少し記載している要素があるため閲覧には注意してください。

 

こんにちは、おひさしぶりです。

去年のyummyぶりにキスマイのライブに行ってきましたよ。

そこで感じ取ったものを記録に残します。

Twitterに思うことをそのまま書いたのですが、これは流れて一時の感情ではなく、

自分の感じとったものをちゃんと言葉にしたい。残しておきたいと思ったのでブログに。

 

 

 

私の編集ミスでか、連投で書いていたものになりますが分かれてしまいました(悲)

 

 

私は2015年落ちのキスマイ担ですので、まだファン歴4年目の人間です。

2015年のキスマイは4→5周年という節目を迎えようとしているアイドルグループでした。

5年経ったそのころでもまだ歌割りや衣装カメラワーク全てに格差ははっきりしており、別の担当を攻撃する他担VS自担を擁護するファン。

まだまだキスマイ担の中でも殺伐とした空気が流れたりする時がありました。

その当時の私には私には見て見ぬふりしかできないタイプでした。

この頃はキスマイには個人担が多い印象でした。

 

2018年北山くんがyummyコンサートで

「変わらない為に色んなことを変えてみて、3人になってみたり4人になってみたり、色んな形態でやってみて、あーでもないこーでもないってまだまだ7人模索中です。7年経っても模索中です。どうかどんな形になったとしてもキスマイを応援してください。7人を愛してください」的なことをコンサート最後の挨拶に言ったんですよね。

 

昨年の夏yummyは10回ほど入ったんですが、どの公演の挨拶を聞いても誰か一人は”絶対にキスマイは変わらない”と言ってるように感じて、この北山くんの発言を受けて、7人でいることに変わらないと宣言しているのかなと聞いていて思っていました。

卒業(解散)を匂わせているのか?という声もあったみたいですが、私はどの公演聞いても解散の雰囲気を感じなくて、むしろ7人で話し合って、7人でキスマイという看板を背負っていく決意表明をしているように感じたんですよね。

人の感じ方はそれぞれですし、どれが正解とかは本人たち以外はわからないのですが、私にはそういう風に感じとっていて、その次の年のコンサートで、こんなに本人たちがしたいことをできるコンサートが開催されたことに本当に涙が出そうになりました。

 

同じ衣装の色を着て、1番に全員の歌割りがちゃんとあって、各メンバーの見せ場があって、わちゃわちゃして、めちゃくちゃ格好つけてドンパチして、デビュー前にできてたことが出来なくなって、それでも必死に凄い忍耐力で生き抜いてきた。

 

デビューから8周年を迎える今、誰から反対もされることなく、自分たちの''したいコンサート''ができるようになったんだなと本当にそれが目に見えてわかるコンサートでした。

長い道のりだったけど、彼らとファンが必死にしがみついて、応援して、頑張ってきた基軸があってこそ今があると思います。彼らの長い道のりは無駄ではないと思う。そう信じたい。私もキスマイが王道アイドルをしていたらハマってなかった。(ジャニに全く興味なかったので)

そんな長い道のりを乗り越えてきたから私もキスマイ出会えた。

キスマイちゃんもキスマイのファンを辞めてしまった人も、ファンを続けている人も、みんなみんなみんな!!!!!!!頑張ったね!!!!!!!

 

とりあえずデビュー期にデビューの方向性に耐えられずファンを辞めてしまった方に今年のコンサートを見てもらいたい。年数も経ってるし、思うことは沢山あるだろうけど、彼らも必死に今の地位をつけたのは間違いないから、見て欲しい。

 

 

 

私の今回の率直な感想を殴り書きで。ありがとうございました。

トラさん

トラさん~~~~~

私の感想をバンバン吐き出してく~~~~~

 

まず第一に大声で言いたい!!!!

タバコ!!!!ありがとうございます!!!!!

青髭×タバコ~ひぇええアイドルのこんな姿見れるの最高~。

ちゃんと肺に入れてるやん…ドキドキしすぎて口元抑えてしまう。何度見ても。

タバコ鼻から出すのも、手に持った姿ももう合掌しかない。

公式ですよ…?いやもうほんと!!!!トラさん大感謝!!!!!

マンションのベランダで朝サムッとか言いながら吸ってて欲しい北山くん像が!!!叶った(?)合掌。

超どでかいスクリーンで高くても1800円払えば自担のタバコ吸う姿が見える!お得すぎいいい!神演出…。咀嚼するね()

 

第二!まっっっじっっっっでっっっっ!!!!

自担が死ぬ所トラウマすぎてちょっとしばらく見たくないと思った。

いや、死ぬ演技なのはわかってるんですよ。重々ね。

いやでもあの死に方まじで悲惨すぎません?

大体交通事故死の映像って、スローモーションで宙に浮くとか、

トラック運転手目線のアングルに人が現れてとかまぁ、大体そんなもんじゃない?

いきなり超豪速で現れたトラックに好きな人が下敷きになって巻き込まれていく姿…。

何もできずに呆然と見つめるだけってものすごく体力奪われるなって。

いやもうあれは誰がどう見ても即死だってわかるし、あんな頭からの出血だけじゃなくて体変形してるよね…。

私あんまり映画館で声出さないようにするタイプなんですが(笑い声とかも)

めちゃくちゃ久しぶりにヒッって声出ました。劇場でも同じような悲鳴上がっていたので、あぁもうめちゃくちゃわかるよとか思ってました。

事故をまじかで見た感覚になってしまった動転から涙がとめどなく出るわ出るわで、

お葬式のシーンまでずっと処理しきれずに泣いてました(長い)

原作が歩道橋からの転落死だったから、拾いに行くシーンで少し構えてた気を抜いた瞬間だったので、余計にドンっと来たのかも。まぁもうほんとしんどかったな…。トラウマ案件…。

まともなツッコミかわかんないけど、つっこませて。

あんな閑静な住宅街で80キロ近い(推測)速度出すな。あっぶねーな

 

実優「またゴロゴロして…」

寿々男「そいつだって(低音)」

そいつだっての声マジでイケメン過ぎて口元抑えた。

え、何寿々男そんな急に胸キュン与えてくるん…?

いやあんな落ち着いた低音ボイス出せる寿々男こわ…。

奈津子二面性を感じて結婚したんかな…夜は…(強制終了)

 

授業参観…。

パパ見に来て来るのはいいけど、完全にいじめみたいな状況になってるのに、実親まで加担してる図って子悲惨すぎ…実優の気持ちになったら地獄絵すぎるなと思った。

腕パラリラさせてるの可愛すぎるけど、あれが父親…。いやちょっときついっすね…。

 

奈津子のトイレ中に家計から金盗んで、パチスロ打ちに行く旦那。

豆投げつけて、警察呼ぼ(低音)っていう実優めちゃくちゃ痺れる。

え、ここの宏々路ちゃんの演技すごいなと思った。素やん。

実優も言ってたけど、奈津子よく結婚したなと思ったと思うし、ギャンブルは強いから~って絶対的に信じてる奈津子スゴスギィイイってなるwww

稼いできてあげるから♪も腹据わりすぎ…その度胸とメンタルの強さ欲しい。

 

雌ネコがサカってボディタッチしてる時の一瞬まんざらじゃないような、ちょっと鼻の下伸ばした顔するのめちゃくちゃ好きwww

ムフフって感じいいっすね!先輩!わざわざ表立って言わないむっつりな所好きです。(北山くんの事を指してます。)

浦上さんに喉撫でられて気持ちよくなってる姿ちょっとドキッとしました。どういう意味かとか説明しないですけど。なんか聞いていいんかってなりました。w

 

自担が女の人に股おっぴろげられてる姿を見るとはほんま思わんかったし(言い方)

困惑してる姿、恥ずかしがってる姿、拗ねてる姿総じて笑えたし、こういうシーンがあるの本当に素敵だったなぁ。

一呼吸おけるというか、シリアスなシーン続きじゃないからありがたかった。

 

 

誰しもではないかもしれないけど、

腹が立ったりしたときに死んじゃえなんて思ってもないけど、

ちょっと傷ぐらいつけ!みたいな気持ちで言いたいときないですか?

ないならないに越したことないんですけどね!

クソ重い話になるんですけど、

私に6つ上の兄がおりまして、世代でいうと宮田くん世代ですね。

年が離れてるのでいつも兄だからという理由でまあ優遇されてるんですよ。

(その当時は兄が優遇されていると思っていたんですけど、ある程度の年を重ねれば

優遇は私たちがされていたんだなぁとか…ちゃんとわかるようになるんですが。)

 ゲームとかはもう兄のもので触れないことに腹立ててよく喧嘩とかしてて、

お兄ちゃんなんか死んじゃえ!なんて思った翌々月ぐらいに亡くなったんですよね。

もうね~。ほんと人のこと死んじゃえなんて思わない方がいい。

兄は絶対的権力者だったので、私は口に出せなかったんですけど、

後々めちゃくちゃ後悔するし、自分のせいなんじゃないかって責めちゃうようになるんで。

話は戻りますが、

実優が寿々男に向かって「パパなんて死んじゃえ!」っていうの原作にはないんですよね。

映画を端的にわかりやすく描くのに脚本を変えられたんだと思うんですけど、

できれば実優はパパの帰りを待つ優しい娘で居て欲しかったなぁ…。

 

実優の「死んじゃえなんて言ってごめんなさい。大嫌いって言ってごめんなさい。本当はパパの事大好きだし…」

寿々男の「わかってるよ。そんなの全部パパはわかってたよ。」のセリフで

”そんなの”の中に”思ってないこと”を言ってたってことわかってたよって含まれてる気がして…。

実優の言ったセリフは取り消せないし、私の思った過去も取り消せないけど、

兄もそう思ってくれるかもしれないとか…もう本当に都合のいい解釈なんだけど、そう言ってくれたように感じて、嗚咽出るぐらい泣いた。

なんかマジで変なの上がってきそうになってたのを、音楽流れるまで堪えた。

え、こんなトラウマ強制洗浄映画だなんて聞いてないよ。(こっちの問題)

 

 

”パパの所に行きたい。パパ迎えに来てくれるかな?パパ私も連れてって。”

父親の死を理解している10歳の女の子の悲鳴のような言葉を考えたらもう涙止まらなかった。

毎日家に居て、クズ男だけど毎日愛してるって伝えてくれる父親が突然事故死した上に、まもなくして弟が出来たことを知らされる訳で。

母子家庭+年の離れた姉として生活していくことを余儀なくされた実優

拠り所がなくなった気持ちになったんだろうなって。

ちゃんと謝れたこと、ずっと求めてた父親に抱きしめられてる瞬間幸せそうに安心しきって眠る姿、死ぬほど愛おしいし、父親に愛されてたこと知ってるからこそだなってホントに思った。なんだこのいい家族。何ですーちゃん死んでんだよ!!

 

奈津子の寿々男が死んでもなお指輪をはめ続けてる姿…本当に好きなんだなぁと思って。

出会ってから毎日愛してるって伝えてくれたことで、自分の事を好きになれた。

ツライことあっても笑っていられたって…。

どんだけ嫌なことがあっても、どれだけ自信がなくなるようなことがあっても

家に帰ったら自分の事を愛してくれている、それを伝えてくれる人がいるって本当にすごいこと…。

寿々男と奈津子の出会いって寿々男14歳ってことになるんですよね?

中学生の時から毎日好きだ~愛してる~とか言われるわけですよ?

いやもうそら自己肯定力の一つになりえるだろうなって。

どんだけ人に嫌われても、この人だけには嫌われないだろうなって思えるじゃないですか…。

そんな人に人生で出会えた奈津子は幸せだろうなって本当に思った。

そんな夫婦だから、そんな家族だったからこそもっと一緒の時を過ごしてほしかったと願わずにはいられなかった。

物語なのに熱くなってしまう~~~~。すーちゃんまじで死ぬの早すぎるんじゃ~。

 

ラストの怒涛のトラ泣きしんどかったっすね~!!!

実優をお姫様抱っこしてる後ろ姿、この今しかもう娘を抱っこ出来ないんだなとか思うと号泣だし、優しく壊れ物触るみたいにそっとベットに下ろす姿は最期を感じさせられてしんどかった。

奈津子のお腹に手を当てて、指で心音ぐらいのスピードでお腹を叩く(触れる)んですよ!?

自分の子がここにいるのかと確かめているようかのように、一度も見ることもないまま別れる息子にお父さんだぞとコミュニケーション取ってるようにも見える涙誘うわあああああ。

妻の頬を愛おしそうに撫でて永遠の別れを決意して寝室から出ようとしたときに奈津子が起きるんですよ~。

最期に顔を合わせる直前、目が泳ぐ姿がめちゃくちゃリアルで…。

バレちまったって思いももちろんあるだろうけど、最後顔を合わせられる喜びもあるだろうから、凄く複雑な心情を目で演技してるの本当にいいなと思った。

 

奈津子が笑った姿をみて、消える直前に大笑いできる寿々男…。

死ぬまで馬鹿なこというから、最後までバカだったなぁって笑ってやってくれよなの言葉通り、笑った顔のまま記憶で残してほしかったんかなぁ…最期妻の笑った顔が見たかったんかなとか深読みして大号泣。

消える直前、目に焼きつけるためにとか思ったら涙出てきません?

それをもう本当に大笑いして消えてく寿々男…。まじ大物…そんなことできるなら生きててくれよ…。

最後まで幸せそうな家庭観が本当に良かった。

実優が父のような癖で頭ボリボリ掻いて漫画家になってる描写本当に素敵な家族やな!!!!!と思って仕方がなかった。

実優ちゃん、素敵なパートナー見つけて下さいね~~~(´;;)

 

 

 

 

 

ここからはモヤッとしてることについて書きだしますよ。

苦手な人はブラウザ閉じて逃げて。

 

 

 

 

関所のシーン個人的に???ってなるセリフが多いなぁと思った。

次の輪廻を辿る前に人生のやり直しを決める裁判官に

人が生まれた所見たことあるか?の本意って何なんだろう…。

見えなかったものが形となって表れる=誕生

見えていたものが形を失ってなくなること=死であるし、

彼があの関所で伝えたかったことが、なんていうのかちゃんと描かれてた?

あれだけで伝わる?私のくみ取り方が悪いのもあるんだろうけど、

不十分過ぎない…?

知ってるから戻してくれたんかなとか想像はつくけど、

もっと違うアプローチで裁判官に訴えて欲しかった。

原作もっと違うアプローチだったよ…。言葉もちゃんと足りてた。

ここ何度見ても腑に落ちない…。

誰か私にこういうことじゃない?って教えて下さい…真面目に…。

 

あとトラさんをいじめていた猫のシーン何のために作ったんでしょうか…。

原作通り死んだその日のうちに家に帰って、お通夜までの間にホワイテストに出会う、

映画版に繋げて、お通夜に顔を出して飼ってよおぉだって~でよかったのでは…?

絆創膏貼るだけのシーン猫としてのバランス感覚がないことへの嘲笑の為だけ…?

あのキャスト+演出の回収が何もなくて??????って感覚になった。何だったの?キャッツ…? 

 

ホワイテストが浦上さんとこで飼われている猫かもしれないという伏線は面白いなと思ったけど、浦上さんはそのまま死んでしまったのか、生きてるのかその辺の回収が欲しかったなぁと思った。ホワイテストとの関係性も少し描けたんじゃないかなとか思ってしまって…。どうなったのか気になるまま終わってしまった…。

 

 

上記みたいに気になる個所はあったけど、総合的に満足度高かった。

こんな愛し合える家族っていいなと思ってしまうそんな幸せな家庭。

よく泣いた。色んな角度からとてもカロリーを消費する映画だった。

自担の主演映画で出会えたこととてもうれしく思うし、本当にいい作品だったなぁ。

トラさん旋風最後まで巻き上げて欲しい。

私的トラさん総体評価。

まずトラさん公開おめでとうございます。

先日2回ほど見させていただきました。

今週末トラ3する予定です。

 

ちなみに当ブログは執筆者は北山担です。

 

さてトラさん見てきた感想を思ったまま吐き出しますよ。

辛口ブログに近いので、苦手な表現があるなと思ったらすぐにブラウザ閉じてくださいね!よろしくお願いします。

 

映画主演を聞いたとき北山担としては本当にうれしかったです。

ただ少女漫画の映画化に関しては本当に苦手で!

というのが、私が年間150~200冊ほどの漫画を見る人(主に少女漫画)な上に、

少女漫画の実写化が大の苦手、原作主義の人間だったからです。

 

漫画という二次の世界で一つ作品、世界観全て仕上がっているにも関わらず、

わざわざ三次元に持ってきて、ストーリーを変える、配役ミス…など少女漫画の実写化は本当に原作に対してリスペクトを感じない作品が多いなと感じていて…。

未だに胸キュン♡系の少女漫画の実写化は見れない作品が多いです。

 

そんな原作主義の人間が自担という自分の一番好きな推しの銀幕デビュー作に立ち会ったお話しです。

 

突然ですが正直に言います!!!

どんどん公開情報が出れば出るほど、不安しかなかったし、えぇ…(引き)みたいな冷めた目で見てしまう自分が居ました。

ファンタジー系の漫画化実写の上に、まさか猫スーツという名の着ぐるみで走り回ると思わないじゃないですか。

いや本当に…。

ヒットするんか…大丈夫かという思いが付きまといつつ初日。

トラさんは家族持ちのダメ男が真面目に働かずに勝手に金を持ち出しギャンブルの末のに事故死、あの世が下した判決の結果、一か月間で愚かな自分の過去の人生を挽回して来いと猫の姿で現世に戻され、家族に飼われ、家族に対して何ができるのかを考えていく話でした。

原作に忠実!というほど忠実ではありませんでしたが、映画に集約するのであれば1か月辺りだとわかりやすいなとか、映画として1時間半に纏めあげる為に変えたんだなと分かりやすく、とても誠実な作りだなと思いました。

 

映画の感想ですが、

CGじゃなく、猫スーツだったことでチープ感はやっぱり否めないかなと思う。

正直主演北山宏光でなければ映画館で見てなかったなと思う。私は。

レンタル出たら借りようかな~レビュー見て決めよ~と多分流してた。

でも話が進めば進むほど猫スーツでも違和感なくなっていくし、

猫だと表情まで伝わりにくい所、人間が猫スーツを着ていることで、

ぶすっとふてくされたり、上目遣いで甘えてみたり、表情で伝わり、

場面の展開としてもテンポよく進む印象だった。

猫として金時くんがすべて役を演じ、北山くんは声の出演のみだったら、

表情までくみ取れず、惜しいな~と思っただろうなと思うので、

猫スーツでよかったと思うんだけど、

あの予告だけじゃ、自担、お目当てGじゃなかったら絶対に映画館まで観に行ってないだろうなぁ。

予告映像だけでは伝わりきらないなぁといった印象でした。

ただ本当に感動したし、すごく良かった。

90分映画ということで、集中してみることもできるし、あ~ツマンネってなる瞬間がないぐらいテンポよかった。

特に出演者さんの演技力がまぁ高かった!

多部ちゃんの演技力はさすがだな~と思ったんだけど、

平澤宏々路ちゃんの演技力には度肝抜いた。

トラさんは正直なところ、北山くんを見る為だけに行く気で見に行ったが、

宏々路ちゃんの演技力に魅せられてしまって、映画館で号泣したし、目が離せなかった。

演技しているように見えない演技。

チャラい演技にはめちゃくちゃ定評あるけど、北山くん力が入るとどうしても演技しているなと感じてしまう箇所がある。

ファーストトラさんで、裁判長に詰め寄るシーンや、夢だと思っている実優にスズオが死んじゃってごめんな。と語りかけるシーンに北山くん演技してるなと一瞬スンッとなることがあったんですよね。直前まで号泣だったんですけど。

今まで北山くんにお芝居の数が少なかったので、伸ばせなかったところなんだと思う。

あのシリアスなシーンで素のように見える演技をまじかで見た北山くんはどんな刺激を受けたんだろう。今後のお芝居で生きてくるんだろうな。生かしてほしいと思うし、その成長した姿が見たい。

 

ってことで私の総体評価まとめると

着ぐるみ!という印象だけだとチープ感を受け躊躇してしまいそうになるが、

話を見れば見るほど引き込まれる作品。

顔は人間だけど、猫の表情として想像しながら置き換えていく。

子どもにも分かりやすい作品だなぁと思った。

個人的には本当に刺さる映画だった。

映画ってパッケージで見る見ないって決めがちだけど、

パッケージに騙されてはいけないなぁ~と思った。いい意味でも悪い意味でも。

 

監督と北山くん・多部さんと北山くん・監督と板羽さんの関係性を見てもわかるように、とってもいい雰囲気に中で北山くんが映画製作に携わる経験ができたこと、本当に良かったなぁと思う。(どこ目線)

 

一回目は実優目線でのトラさん

二回目は奈津子&スズオ目線でのトラさんを見たので

三回目はちゃんと物語見てみたいなと思います。

 

 

めちゃくちゃ辛口コメントばっかりしてきましたが、

次のブログで映画トラさんの内容泣かされた所、いい所ぶわぁ~と書いていきたいと思います。