私的トラさん総体評価。

まずトラさん公開おめでとうございます。

先日2回ほど見させていただきました。

今週末トラ3する予定です。

 

ちなみに当ブログは執筆者は北山担です。

 

さてトラさん見てきた感想を思ったまま吐き出しますよ。

辛口ブログに近いので、苦手な表現があるなと思ったらすぐにブラウザ閉じてくださいね!よろしくお願いします。

 

映画主演を聞いたとき北山担としては本当にうれしかったです。

ただ少女漫画の映画化に関しては本当に苦手で!

というのが、私が年間150~200冊ほどの漫画を見る人(主に少女漫画)な上に、

少女漫画の実写化が大の苦手、原作主義の人間だったからです。

 

漫画という二次の世界で一つ作品、世界観全て仕上がっているにも関わらず、

わざわざ三次元に持ってきて、ストーリーを変える、配役ミス…など少女漫画の実写化は本当に原作に対してリスペクトを感じない作品が多いなと感じていて…。

未だに胸キュン♡系の少女漫画の実写化は見れない作品が多いです。

 

そんな原作主義の人間が自担という自分の一番好きな推しの銀幕デビュー作に立ち会ったお話しです。

 

突然ですが正直に言います!!!

どんどん公開情報が出れば出るほど、不安しかなかったし、えぇ…(引き)みたいな冷めた目で見てしまう自分が居ました。

ファンタジー系の漫画化実写の上に、まさか猫スーツという名の着ぐるみで走り回ると思わないじゃないですか。

いや本当に…。

ヒットするんか…大丈夫かという思いが付きまといつつ初日。

トラさんは家族持ちのダメ男が真面目に働かずに勝手に金を持ち出しギャンブルの末のに事故死、あの世が下した判決の結果、一か月間で愚かな自分の過去の人生を挽回して来いと猫の姿で現世に戻され、家族に飼われ、家族に対して何ができるのかを考えていく話でした。

原作に忠実!というほど忠実ではありませんでしたが、映画に集約するのであれば1か月辺りだとわかりやすいなとか、映画として1時間半に纏めあげる為に変えたんだなと分かりやすく、とても誠実な作りだなと思いました。

 

映画の感想ですが、

CGじゃなく、猫スーツだったことでチープ感はやっぱり否めないかなと思う。

正直主演北山宏光でなければ映画館で見てなかったなと思う。私は。

レンタル出たら借りようかな~レビュー見て決めよ~と多分流してた。

でも話が進めば進むほど猫スーツでも違和感なくなっていくし、

猫だと表情まで伝わりにくい所、人間が猫スーツを着ていることで、

ぶすっとふてくされたり、上目遣いで甘えてみたり、表情で伝わり、

場面の展開としてもテンポよく進む印象だった。

猫として金時くんがすべて役を演じ、北山くんは声の出演のみだったら、

表情までくみ取れず、惜しいな~と思っただろうなと思うので、

猫スーツでよかったと思うんだけど、

あの予告だけじゃ、自担、お目当てGじゃなかったら絶対に映画館まで観に行ってないだろうなぁ。

予告映像だけでは伝わりきらないなぁといった印象でした。

ただ本当に感動したし、すごく良かった。

90分映画ということで、集中してみることもできるし、あ~ツマンネってなる瞬間がないぐらいテンポよかった。

特に出演者さんの演技力がまぁ高かった!

多部ちゃんの演技力はさすがだな~と思ったんだけど、

平澤宏々路ちゃんの演技力には度肝抜いた。

トラさんは正直なところ、北山くんを見る為だけに行く気で見に行ったが、

宏々路ちゃんの演技力に魅せられてしまって、映画館で号泣したし、目が離せなかった。

演技しているように見えない演技。

チャラい演技にはめちゃくちゃ定評あるけど、北山くん力が入るとどうしても演技しているなと感じてしまう箇所がある。

ファーストトラさんで、裁判長に詰め寄るシーンや、夢だと思っている実優にスズオが死んじゃってごめんな。と語りかけるシーンに北山くん演技してるなと一瞬スンッとなることがあったんですよね。直前まで号泣だったんですけど。

今まで北山くんにお芝居の数が少なかったので、伸ばせなかったところなんだと思う。

あのシリアスなシーンで素のように見える演技をまじかで見た北山くんはどんな刺激を受けたんだろう。今後のお芝居で生きてくるんだろうな。生かしてほしいと思うし、その成長した姿が見たい。

 

ってことで私の総体評価まとめると

着ぐるみ!という印象だけだとチープ感を受け躊躇してしまいそうになるが、

話を見れば見るほど引き込まれる作品。

顔は人間だけど、猫の表情として想像しながら置き換えていく。

子どもにも分かりやすい作品だなぁと思った。

個人的には本当に刺さる映画だった。

映画ってパッケージで見る見ないって決めがちだけど、

パッケージに騙されてはいけないなぁ~と思った。いい意味でも悪い意味でも。

 

監督と北山くん・多部さんと北山くん・監督と板羽さんの関係性を見てもわかるように、とってもいい雰囲気に中で北山くんが映画製作に携わる経験ができたこと、本当に良かったなぁと思う。(どこ目線)

 

一回目は実優目線でのトラさん

二回目は奈津子&スズオ目線でのトラさんを見たので

三回目はちゃんと物語見てみたいなと思います。

 

 

めちゃくちゃ辛口コメントばっかりしてきましたが、

次のブログで映画トラさんの内容泣かされた所、いい所ぶわぁ~と書いていきたいと思います。